式場の決定

式場を決める前に、まずは、ご自分たちの希望する結婚式のスタイルを話し合いましょう。どういった結婚式にするかが決まっていないと、予定も立てづらく、式場を探すのも大変です。ある程度イメージしておきましょう。
式場にもいろいろと種類がありますので、大々的なものをご紹介していきます。

専門式場

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こちらは、結婚式を行う目的で建てられたウエディングのためだけに作られた建物です。
専門ということもあり、演出のオリジナル度は高く、テーブルのクロスや装花も選ぶことができ、二人のこだわりをそのまま反映することができますが、大安等の人気のある日取りは、一日に何組も挙式をすることもあり、他の新郎新婦やゲストと出会うということも考えられえます。

それでも、美容・衣裳・写真・ペーパーアイテムなど、結婚式で必要なものは全てがそこで揃い、建物に関しても、婚礼用の様々な専門の設備が整っています。
また、結婚式のノウハウが蓄積されているということも、強みです。

ハウスウエディング

一軒家を貸し切って、ゲストを自宅に招くようなおもてなしができる。そんなアットホームな雰囲気を望む二人にお勧めなのが、ハウスウエディングです。一日に一組か二組限定で、二人と二人のゲストのためだけのプライベート空間でゆったりとした時間を過ごせます。
時間をかけていろいろなものを自分たちの手で作り上げていくため、オリジナリティーを出しやすい反面全てをゼロから作り上げるという点で、時間のないお二人にはは不向きかもしれません。会場は、ゲストハウスと呼ばれ、ゴージャスなものからスタイリッシュなものまで様々で、ハウスウエディングといってもいろいろなタイプがあります。

レストランウエディング

料理の質はゲストの好感度を大きく左右するといわれています。
そのゲストに心ゆくまでおいしい料理を味わってもらいたいと考えるカップルも増え、それがレストランウエディングの人気の理由のひとつになっています。
ゆっくりとおいしい料理を楽しんでもらうことが、一番の演出ということになりますが、ゲストと一緒に食事を楽しみながら、会話も弾むというスタイルで、アットホームな雰囲気も作れることも特徴のひとつです。
ただ、式のために作られたわけではありませんので、ほとんどの場合が、控室やチャペルを完備しているということではありません。ですから、事前の確認も重要になってきます。
また、婚礼専門ではないため、引出物や衣裳、ペーパーアイテムに至るまで全てを自由に自分たちで選べますが、それぞれを自分たちで手配するという大変さも伴うようです。

ホテルウエディング

万全の設備と洗練されたサービス、豪華な内装や調度品、見晴らしのいい庭園などを備えた空間を提供してくれるのが、ホテルになります。
大体の場合駅からのアクセスがよく、幅広く利用されているためバリアフリーも行き届いています。
バンケットは、様々なイベントに対応できるような内装のため、ニュートラルな状態で、こちらは逆にあまり特徴がないといえそうです。
しかし、ホテルの知名度によって、遠方からのゲストやご両親等、年配の方々には、安心感ということでも支持を得やすいようです。
100名以上の大人数にも対応できるのもホテルの特徴です。
遠方からの出席者が多い場合も、そのまま宿泊できますので、ゲストの負担はかなり軽減されます。